民謡は誰が守る・・・?

『民謡は誰が守る そこに住む人 気のついた人』
(※一部は漢字でなくて平仮名だったかもしれない)

これは、郡上八幡にある喫茶店の壁に掛けてあった民謡評論家・竹内勉氏の詞(ことば)である。
そういえば、元郡上八幡文化協会長のご自宅にもあった。
竹内勉氏と言えば、平成16年まで開催されていた「唄まつり郡上節競演会」の特別審査員としてご存知の方も多いだろう。

何のための誰のための「郡上おどり」なのか、なぜ自分が関わっているのか、最近は時々わからなくなる。そして、この詞を思い出す。

初めて見たとき、保存継承について実に単純に解りやすい表現がしてあるものだと思った。
民謡は、まさしくその地域固有のものであり、継承していくのもその地域住民なのだ。

郡上に生まれ育った者として、当たり前のように郡上節に触れてきた私たちは、踊りに関しては曲が流れれば自然に手足が動くようになる。ただ、囃子となると郡上節の場合は誰もが育つ過程で触れる状況には無く、保存会ジュニアクラブや中学の選択音楽で興味を持った者のみが触れるものである。

少子高齢化が進む地域の現状を踏まえると、もっと強制的に触れさせる取り組みも必要になっているのかもしれない。何故なら、『そこに住む人』の絶対数が減り『気のつく人』の割合も減る。
これだけ多種多様な嗜好に枝分かれする時代に、『民謡』について物思う人は数十年前の何%なのだろうか。

スムーズな運営に結びつけるためにも、継承活動に関わる底辺を広げることが大事なのだ。
深く関わる人が増えれば、真剣に考え取り組む人材も確保しやすくなる。
とはいえ、それを実現させるのは難しいものだ。
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by gujoodori | 2011-10-29 10:00 | その他(事務局のひとりごと)


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